IARシステムズ、対応規格の拡大により機能安全を強化
IAR Embedded Workbench for Arm認証版は、従来のIEC 61508、ISO 26262、IEC 62304、EN 50128、EN 50657に加えて、新たにIEC 60730、ISO 13849、IEC 62061、IEC 61511、ISO 25119による認証を追加
2021年3月18日 - 組み込みシステム開発用のソフトウェアツールとサービスのサプライヤとして躍進を続けるIARシステムズ株式会社(本社:スウェーデン・ウプサラ市、日本法人:東京都千代田区、代表取締役 上村清史)は、最先端の組み込み開発ツールチェーンであるIAR Embedded Workbench® for Arm®に、新たにいくつかの機能安全認証を追加し、機能安全性を更新しました。今回追加されたのは、家電製品に関わるIEC 60730、機械制御システム関連のISO 13849およびIEC 62061、プロセス産業のIEC 61511、そして農林業のISO 25119に基づく認証です。以前から取得している規格には、自動車用安全関連システム向け機能安全に関わる国際的包括規格IEC 61508とISO 26262、および医療ソフトウェア用の国際規格IEC 62304、ヨーロッパ鉄道規格EN 50128とEN 50657があります。
機能安全は、多くの組込みシステムにおいて最も重要な機能のひとつであるため、企業はシステムの認証を得る上で開発ツールが不可欠な要素であることを認識する必要があります。しかし、ツールが各規格に準拠していることを確認するには、より多くの開発コストと時間を要します。この問題を解決するために、IARシステムズはIAR Embedded Workbench for Armの認証版(Fanctional Safety Edition)を提供しています。IARシステムズがテストを行い、品質保証手段を講じた結果、IAR Embedded Workbench for Armは各規格に規定されたテスト基準に適合しており、安全性を要件とする開発での使用に適していることが確認されています。IAR Embedded Workbenchは、TÜV SÜD(テュフズード)による認証を取得しています。
最新の認証取得済み版は、IAR Embedded Workbench for Armのバージョン8.50がベースになっています。IARシステムズは、その強力な技術を補完するため、販売済みのバージョンに対しても機能安全のサポートと更新に関する取り決めを行い、契約期間中に保証付き優先サポートを提供します。さらにこの取り決めにより、有効なサービスパックを利用でき、規格逸脱などの問題に関して定期的なレポートを受け取ることができます。詳細についてはwww.iar.com/safetyをご覧ください。
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Editor's Note: IAR Systems, IAR Embedded Workbench, Embedded Trust, C-Trust, IAR Connect, C-SPY, C-RUN, C-STAT, IAR Visual State, IAR KickStart Kit, I-jet, I-jet Trace, I-scope, IAR Academy, IAR, and the logotype of IAR Systems are trademarks or registered trademarks owned by IAR Systems AB. All other product names are trademarks of their respective owners.
IARシステムズについて
IAR システムズは、組込み開発者および世界中の企業が今日必要な製品を開発し明日のイノベーションを創出するための、実証されたソフトウェアツールとサービスを提供します。1983年の創業以来、IARシステムズのソリューションは100万例を超える組込みアプリケーション開発において、その品質、信頼性および効率性が実証されてきました。スウェーデンのウプサラに本社を置き、営業とサポートオフィスを世界中に展開しています。IAR Systems Group ABはNASDAQ OMXストックホルムMid Cap.に上場しています。詳細情報につきましてはwww.iar.com/jpをご覧ください。
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