APEXBIO
IAR Embedded Workbenchが APEXBIO Technologyの開発期間を短縮
バイオセンサ技術のパイオニアであるAPEXBIOは、1997年12月に台湾Hsinchu Science-based Industrial Parkで創業しました。 その後2000年には、APEXBIOはIPOを行った最初のバイオテクノロジ企業となりました。 APEXBIOは2004年からIAR Embedded Workbenchのユーザです。
APEXBIOは国内外の出版物において、台湾でトップのメディカルデバイス企業として認知されています。その主要製品は80以上の国でワールドワイドに販売されており、ホーム用途のバイオセンサを活用した血糖値モニタリングシステム、慢性疾患の患者の健康を維持・管理または病院および研究所で使用するためのメディカルデバイスのリーディングプロバイダとして、その地位を確固たるものにしています。
APEXBIOは全てのIn Vitro診断(IVD)を開発する企業として設立され、自ら調査、開発、製造およびワールドワイドでの販売を手掛けています。最初に開発したのはバイオセンサ技術を用いた、患者がセルフで測定するハンディタイプの血糖値モニタリングシステム、尿酸、ヘモグロビン、コレステロール、乳酸、HbA1c、ケトン、凝固およびマルチファンクションのセルフ測定システムでした。今日では、APEXBIOの製品はCE, FDA, TFDA, CFDA, PMDAによって認証され、生産設備は台湾GMP (Good Manufacturing Practice), ISO 9001 & 13485, FDAおよびCMDCASを取得しています。
APEXBIOは多くの製造企業と長期に渡る協力関係を持っており、IVDのリーディング企業ならびにヘルスケア産業におけるトータルソリューションプロバイダとなることに注力してきました。
IAR Embedded Workbenchを様々な製品開発に使用
APEXBIOは以前より様々な製品開発にIAR Embedded Workbenchを使用しており、それらは血糖値、血中ケトン、ガラクトース、コレステロール、トリグリセリドおよび乳酸値計、またはそれらを組み合わせた製品として家庭およびプロフェッショナルの現場で利用されています。
APEXBIOコメント:
“Apexは2004年以来IAR Embedded Workbenchを利用しています。 最初はIAR Embedded Workbench MSP430から始まり、今は IAR Embedded Workbench for Armです。IAR Embedded WorkbenchはAPEXBIOの要求する全ての開発要件を満たす著名なビルドおよび開発ツールです。”
APEXBIOがIAR Embedded Workbenchを採用した理由:
- 1. 主要な半導体メーカのデバイスを網羅しており、開発で直面したどんな問題にもIARシステムズのサポートチームが迅速で正確な解決策を提供してくれたおかげで、開発期間を短縮できた。
APEXBIOコメント:
“社内で調査した結果、他社の著名なツールおよびGCCコンパイラに比べて開発期間が10~30%短縮できたことが確認できました。” - IAR Embedded Workbenchはビルド能力が他の汎用IDEに比べて高く開発効率を高めることができる。
- APEXBIOは、複数の異なったバージョンのIAR Embedded Workbenchを、Arm向け、MSP430向けおよびSTM8向けにそれぞれ利用している。また、機能安全版IAR Embedded Workbench for Armも利用している。
APEXBIOコメント:
"異なったMCUを同一のユーザインタフェースで開発できることは開発者の労力を大幅に削減してくれます。"
"我々はまた、機能安全版ライセンスへのアップグレードを選択しました。なぜなら、APEXBIOの開発する全てのメディカルデバイスはIEC 62304規格に準拠するため、この要求に合致するツールが必要だったからです。”